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Date: 2012/02/03 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: KBC-L54D, モバイルバッテリー, 急速充電, 充電電池, 電源, USB電源, USB充電池, iPhone, iPhone4, iPhone4S, iPad, iPad2, Android, Optimus LTE

SANYO モバイルブースター KBC-L54D

写真

スペック

電池タイプリチウムイオン電池 18650 2700mAh × 2個(推定)
定格容量3.7V 5,400mAh(19,980mWh)
出力端子USB端子2つ
入力端子マイクロUSBポート
出力定格出力 5V 合計1.5A(2ポート)
実測放電時間 (5V 500mAで6時間20分
実効容量 Ph = V^2/R * H = 4.69^2/10 * 6.34 = 14,003mWh (効率:70.09%)

感想

Eneloopブランドをつけているわりに、リチウムイオン電池を利用しているモバイルブースターです。中に入っているのはSANYOの18650という大変メジャーなリチウムイオン電池だと思われます。3.7V/5400mAhなので、3.7V/2700mAhの18650が2本入っているのでしょう。

18650は海外では充電電池のように普通に売っているのですが、日本ではリチウムの危険性もあって充電電池としては販売しておりません。このように組み込まれた形で売られています。ニッケル水素よりも軽くエネルギーがあるため、モバイル機器ではよく使われています。スマフォに入っている薄型のリチウムポリマーとほぼ同じような特性を持った電池です。

つまり、この商品は容量重視で作られたものだとわかります。

リチウム電池が2本あるので2本の電池をきちんと制御する回路が必要です。よく安価な中華バッテリーをあけてみると電池を安易に並列でつなげていたりと怪しい回路なのですが、これは日本製ですしリチウムイオンバッテリーを作ってるメーカーですので、そこらへんの回路は「鉄板」じゃないかなぁと想像(笑)できます。

ちょっと古い機種ではありますが、安心して使うことはできるでしょう。

グラフ

放電特性

日本製.png

赤いグラフが本機です。電圧も安定していますね。