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Date: 2009/12/11 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: OpenSolaris, Thunderbird, 最新版, インストール, Thunderbird 3.0

概要

OpenSolaris上には、Thunderbirdがデフォルトでインストールされています。そのまま使っても良いのですが、セキュリティホールがでたときに、OSのバージョンアップを待っている訳にはいかないので、私は個別にThunderbirdをいれています。

ダウンロード

mozillaでは作成されていないので、mozillaがcontribとして配布しているサイトからダウンロードします。

  • http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/latest-3.0/contrib/solaris_pkgadd/

OS、CPUバージョンを考えてダウンロードしましょう。

今のバージョンだと、3.0なので、例えばこれです。

wget http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/latest-3.0/contrib/solaris_pkgadd/thunderbird-3.0.en-US.opensolaris-i386-pkg.bz2

ここではpkg版をインストールします。

インストール

まずは展開します

bzip2 -d thunderbird-3.0.en-US.opensolaris-i386-pkg.bz2

インストールします。

pfexec pkgadd -d thunderbird-3.0.en-US.opensolaris-i386-pkg

実行

下記を実行します。

/opt/sfw/bin/thunderbird

適当に、デスクトップのアイコンなどを書き換えておきましょう

追加モジュールの設定

日本語化

日本語化はちょっと面倒です。

まず、Linux版のアーカイブをダウンロードします。

http://releases.mozilla.org/pub/mozilla.org/thunderbird/releases/latest-3.0/linux-i686/ja/

ダウンロードしたバージョンとなるべく同じ物をダウンしましょう。

次の2つのファイルが、日本語リソースです。

  • thunderbird/chrome/ja.jar
  • thunderbird/chrome/ja.manifest

これをコピーします。

cp thunderbird/chrome/ja.jar thunderbird/chrome/ja.manifest /opt/sfw/lib/thunderbird/chrome/

次はabout:configを開きますが、Thunderbirdは割と難しいところにあります。

  1. 起動して、Edit-Preferenceを開きます。
  2. Advancedタブのgeneralに、Config Editorがあるのでクリックします。~Thunderbird Preferences
  3. 保証しないよ!という画面が出ますが、了承します。~about:config Alert
  4. 上の入力枠に、general.useragent.localeを指定、選択し、en-USをja-JPに書き換えます。~about:config en-USからja_JPへ
  5. ダイアログを閉じて、Thunderbirdを終了。

再び起動すれば日本語化されています。


Thunderbird Ver.3はTab型に変わっています。

まずは設定エディタで、様々な設定エディタで互換性と新機能の確認をすると良いかと思います。

また、IMAPでも積極的にローカルに落とし、同期をするため、検索が強力だったりするのですが、最初の同期(ダウンロード)とインデックス作成が酷く時間がかかり、その間、PCが真っ当に使えないため、まずは寝る前に設定して放置をお勧めします。


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