Solaris用のソフトウェアコンパイルメモについて

あくまで私用のメモなので、みなさんのところでうまく動くかはわかりませんが、念のため公開しておきます。

スタンスとしては、

• gccはなるべくOSに入っているものを使っている。
• ForteCを使っている。現段階はStudio 12。/opt/SUNWspro以下にインストール
• cswを使っている。

つまり、

• なるべくOSに入っているもので動かしたい。
• C言語はSUN Studio12を使いたいが、動かない場合はgccを利用する。
• ライブラリは自力でコンパイルすることなく、なるべくならcswのものを利用している。

そこで、環境変数は次の通りになります。

PATH=/bin:/usr/bin:/sbin:/usr/sbin:/opt/JPC/bin:/usr/sfw/bin:\
 /opt/sfw/bin:/opt/csw/bin:/opt/SUNWspro/bin:/usr/local/bin:\
 /usr/ccs/bin:/usr/X/bin:/usr/dt/bin
LD_LIBRARY_PATH=/lib:/usr/lib/amd64:/usr/lib:/usr/sfw/lib/amd64:\
 /usr/sfw/lib:/opt/sfw/lib:/opt/csw/lib/amd64:/opt/csw/lib:\
 /usr/X11/lib/amd64:/usr/X11/lib:/usr/openwin/lib/amd64:\
 /usr/openwin/lib:/opt/JPC/lib:/usr/local/lib

PATHに関しては/usr/ucbや/usr/xpg?/bin、にはPATHを通さない流儀です。理由は様々ですが郷に入れば郷に従う文化だからです（笑）・・・。とだけ書くのは、あまりに放しすぎなので、一つだけ真面目に理由を書きます。Solaris用に書く各種configureは、当然Solarisの通常の環境のために書きます。どこかの互換のためのオプション体系のコマンドが先にPATHが通っていると、これらが意図しないところで影響を受けることがあるからです。この類の問題は、踏むと比較的はまりやすいことがあるので、基本互換PATHは通さないことにしています。ps auxで一覧が欲しかったら、個人の環境だけaliasしておきましょう。

というように、いろいろな環境でコンパイルできるできないがあるので、私がコンパイルしたモノは、念のためパッケージ化しており、それは公開しておくことにします。このSolarisパッケージは、リンク先からダウンロードしてください。

スクリプト群

パッケージを生成する簡単なスクリプトmake_package.sh

コンパイル方法の一覧