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Date: 2009/01/06 | | Tags: Solaris, OpenSolaris, Font, ttc, ttf, truetype, インストール, fc-cache, fc-list
opensolarisのSXDE・SXCEは、リコーのフォントがはいってはいるが、やっぱり気に入ったフォントを入れたい。
利用できるフォント
フォント周りは今は、下記にあるらしい。
less /etc/fonts/fonts.conf
中を見てみると
<!-- Font directory list --> <dir>/usr/openwin/lib/X11/fonts/TrueType</dir>
などという記述がある。もし別のフォントディレクトリが必要ならば、同じディレクトリにlocal.confをおくべき。
cp *.[Tt][Tt][Ff] *.[Oo][Tt][Ff] /usr/openwin/lib/X11/fonts/TrueType
例えば、私は下記にフォントを置いてある。
/usr/local/lib/X11/fonts/installfont/
これをインストールするためには次の方法を使う。
/etc/fonts/local.conf
<?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <!-- /etc/fonts/fonts.conf file to configure system font access --> <fontconfig> <dir>/usr/local/lib/X11/fonts/installfont</dir> </fontconfig>
リロードみたいなの。
fc-cache -v
量が多いととても時間がかかる。一見、 fc-cache: "/usr/openwin/lib/X11/fonts/TrueType":と出てきて止まるので、何か入力を求められているように思うが、実は時間がかかってるだけである。
一覧をとる
fc-list
Windowのコンポーネントのフォントが変えたければ、JDSのフォントのプロパティで、設定すると良い。
Firefoxは個別に設定すること。
今は必要ないと思うが、資料として。
最近のフォントであるttcは、ttfファイルにばらすことができる。
適当なディレクトリを掘り、
/usr/sfw/bin/wget http://solaris.sunfish.suginami.tokyo.jp/tips/playground/truetype/ttc2ttf/ttc2ttf.cpp
このままではコンパイルできないので、このページにアップロードしたパッチをあてる。こんなパッチ誰でも作れそうだが、作れない人は作れないのであげておきます。たぶんLinuxでコンパイルできない人も、同じ方法でできます。
gpatch < ttc2ttf.cpp.patch
コンパイル
CC -O -o ttc2ttf -DINTEL ttc2ttf.cpp
※gccでコンパイルしたいのだったらgcc -O2 -o ttc2ttf ttc2ttf.cppで。
後はttcファイルがあるディレクトリで
echo *.[Tt][Tt][Cc] | xargs -n1 ttc2ttf
などと一気に変換。量が多いととても時間がかかる。別のディレクトリに元のttcファイルがあるのならば、
rm *.[Tt][Tt][Cc]
とすることで、そのディレクトリのTrueType/OpenTypeフォントがすべてotfかttfになる。