HOME / コンピュータTips / Solaris / インストール / OpenSolarisの設定

Date: 2009/01/06 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: opensolaris

opensolarisの設定メモ

インストール手順の最初の一歩をまとめてみました。

参考になれば幸いです。

ユーザを作る

pfexec groupadd -g <gid> <groupname>
pfexec useradd -u <uid> -g <groupname> -d /export/home/kohju -s /bin/zsh kohju

管理者の個人アカウントの場合、コンピュータTips/Solaris/pfexecでsudoのようにつかうを、参考に、Primary Administratorを付与する。

新規作成の場合

pfexec useradd -u <uid> -g <groupname> -d /export/home/kohju -P 'Primary Administrator' -s /bin/zsh kohju

追加済のユーザの場合

pfexec usermod -P 'Primary Administrator' kohju

結果的には、/etc/user_attrに下記を追加されている。

kohju::::profiles=Primary Administrator;roles=root

シェルの再ログインが必要なので注意。

キーカスタマイズ

コンピュータTips/Solaris/キーカスタマイズを参考にCAPSキーを潰す。

Fontのインストール

/usr/localをzfsボリュームからコピーしておき、コンピュータTips/Solaris/フォントのインストールを参考に、インストールした。

extra レポジトリを追加

extraレポジトリは、Flashプレイヤーや、VirtualBox等、再配布が自由ではないが、利用許諾を飲めば使えるものなどが入っています。

再配布しない環境であれば、是非いれましょう。

コンピュータTips/OpenSolarisOS/extraを参考に。

ATOKのインストール

コンピュータTips/OpenSolarisOS/ATOKを見て、extraからインストールする。

レポジトリの追加

コンピュータTips/Solaris/OpenSolarisOS/IPS(pkgコマンド)の利用方法を参考に、その他のレポジトリの紐付けをすると良いでしょう。使い方もこちらを見ると便利でしょう。

私が追加したレポジトリ

  • contrib
pfexec pkg set-authority \
-O http://pkg.opensolaris.org/contrib contrib

パッケージのアップデート

とりあえずアップデートします。

pkg install -v entire

releaseを引けば、酷いことにはたぶんならないと思いたいです。

パッケージのインストール

ちなみに、あえてバラバラにかきましたが、本当は一気に入れた方が早いですよ。

色々便利系

pkg install -v SUNWpkgcmds SUNWcar SUNWbeadm SUNWipc SUNWicu \
SUNWlinks SUNWrcmds SUNWtcsh  SUNWgnu-coreutils \
SUNWmercurial SUNWman SUNWdiffstat SUNWlogrotate \
SUNWncft  SUNWrpm SUNWslocate  SUNWtexi \
SUNWp7zip SUNWunzip SUNWzip SUNWgtar \
SUNWless SUNWggrp SUNWwget SUNWw3m SUNWrsync \
SUNWscp SUNWscreen SUNWtnetc SUNWtop SUNWsudo

openoffice

オフィスソフト

pkg install -v openoffice openoffice-ja

設定

  • オフィス - OpenOffice 3.xのプリンタの管理を選び、フォントボタンを押す。
  • 追加ボタンを押し、ソースディレクトリを指定。システムにインストールしたくないが、Officeでは使いたいフォントの入ったPATHを指定。私の例では、
/usr/local/lib/X11/fonts/noninstallfont
  • 追加時にソフトリンクのみ格納にチェック
  • 全てを選択し、OKを押す。

VirtualBox (extra)

BIOSレベルの仮想環境。これでWindowsやその他のOSのインストールが可能。

pkg install -v virtualbox virtualbox/kernel

Flash (extra)

pkg install -v web/firefox/plugin/flash

xchat

コンピュータTips/Solaris/IRCクライアントを参考に、xchatをインストールする。

IRCクライアントは、pidginも利用可能であるが、複数チャネルにログインしたり、pircを利用するひとには向かない。

sun studio

Sun純正のコンパイラなど。ちなみに当たり前だが時間はかかる。ただし、この方法ではsunstudio express(expressはアーリーアクセス版ですね)しか入らない。

pkg install -v sunstudio

Studio12を入れることをおすすめしている。様々なものがStudio12に依存しているため、OpenSolarisのデフォルトコンパイラは、/opt/SUNWspro/bin/ccにあるStudio12のコンパイラだと思って良い。こちらを良く読みダウンロードする。ダウンロードには、SunのCDN利用するためのIDとPWが必要(無料)。

Studio12のインストール作業

pfexec mkdir /opt/SUNWspro/
cd /opt/SUNWspro/
pfexec gtar zxvf sunstudio12-ii-20081010-sol-x86.tar.gz

開発系

pkg install -v SUNWbtool SUNWaconf SUNWgcc SUNWgmake SUNWbison SUNWcvs SUNWsvn SUNWflexlex \
 SUNWflexruntime SUNWgd2 SUNWgdb SUNWgnu-automake-110 SUNWgpch SUNWgroff SUNWgsed SUNWlibtool \
 SUNWjdoc SUNWsolaris-devel-docs SUNWgawk SUNWgnu-diffutils

ライブラリ系

pkg install -v SUNWlibexif SUNWlibgcrypt SUNWlibgpg-error SUNWlibpopt SUNWlibtasn1 SUNWloc \
 SUNWlxsl SUNWgcmn SUNWGlib SUNWcairomm SUNWgnu-gettext SUNWgnu-gperf SUNWgnu-idn \
 SUNWgnu-libiconv SUNWgnu-which SUNWgnu-mc SUNWlibxmlpp SUNWlibrsync SUNWlibpopt SUNWlibrsvg \
 SUNWltdl SUNWpcre SUNWsigcpp \
 SUNWgnome-common-devel FSWxorg-headers SUNWxorg-headers

パワーセーブとサスペンドの設定

コンピュータTips/Solaris/パワーセーブとサスペンドに記載の通りpower.confを変更する。

E-MOBILE用の設定

smbfsでmountできるようにする

コンピュータTips/Solaris/smbfsとautomountをみてsmbfsの設定をする。

GNOME便利ツール系

pkg install -v SUNWgnome-hex-editor