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Date: 2009/01/31 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: Solaris vnic opensolaris 仮想NIC zone コンテナ VirtualBox Xen

このドキュメントはdladmにcreate-vnicが無いBuild向けです。

opensolarisで仮想NICを作る方法

仮想NICがないと、Solaris Container(Zone)や、XenのxVM、VirtualBoxの仮想PCとのやりとりがいまいち美味しくない。

そこでまずは、どのバージョンのNevadaからサポートされているかわからないので、自分のNevadaからサポートされているか、確認する。

# ls -l /kernel/drv/vnic*
-rwxr-xr-x   1 root     sys        32076  1月 13日  10:27 /kernel/drv/vnic
-rw-r--r--   1 root     sys          981  1月 13日  03:16 /kernel/drv/vnic.conf

ある!(笑

まず、バインドする物理NICを調べる。この関係はいまいちわからない。正直ところ、何のために物理NICが関係するのか、ソースブラウザでソースを眺めたが、読んでないのでやっぱりわからず(笑)

ifconfigでもdladmでもいいので、物理NICを見つける。

ifconfig -a

dladm show-dev

わたしの環境ではe1000g0があった。

物理NICが決まったら、論理NICを所得する。

/usr/lib/vna 物理NIC名 MACアドレス

わたしの環境では

/usr/lib/vna e1000g0 00:00:・・・以下略

※MACアドレスは適当。

すると、次のような戻り値が返ってくる。

900

ビルドによってはこうなります(数字は適当)

vnic5

再びdladmを実行してみよう。

dladm show-link
LINK        CLASS    MTU    STATE    OVER
e1000g0     phys     1500   down     --
iwk0        phys     1500   down     --
vnic5       vnic     1500   unknown  e1000g0

plumbを使い、起こし、アドレスをつける。

ifconfig vnic5 plumb
ifconfig vnic5 192.168.199.1/24 up

以上で起動完了。

あとは、Solaris Containerでも、xenのxVMでも、好きなものとの交信に使ってください。

ちなみに、わたしはXenやContainerとの交信は成功したものの、VirtualBoxとの交信はどういうワケかうまくいきません。VirtualBox側のバインド方法が行けないのかも・・・。

VNICを終了させる方法

念のため、終了方法も書いておこう。

/sbin/ifconfig vnic5 plumb
/usr/lib/vna vnic5

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