HOME / 日記 / OpenSolaris 2008.11を利用したサーバ仮想化ソフトウェア「DimensionPlus」の発表について
Date: 2009/01/13 | | Tags: Solaris, OpenSolaris, Howto, 利用法
本日づけで、サーバ仮想化ソフトウェア、「DimensionPlus(ディメンション・プラス)」の発表をしました。
DimensionPlusは、最近流行しているサーバ仮想化ソフトウェアの一種ですが、ハイパバイザ型の仮想化システムと異なり、ハードウェアに対する要求が少なく、TCOを大きく削減するサーバ仮想化が実現できます。
Solarisが、もっと広がっていけば良いなと思い、確実にTCOを下げられるようなコスト帯に設定してみました。
販売開始はもう少し先ですが、楽しみにお待ちください。
2009年1月13日
ジャストプレイヤー株式会社
代表取締役社長 瀧 康史
ジャストプレイヤー株式会社は、OpenSolaris 2008.11・Solaris 10のコンテナ技術を利用し、高収容・高効率な仮想サーバの構築を低コストで実現できる、サーバ仮想化ソフトウェア「DimensionPlus(ディメンション・プラス)」を製品化し、2009年第2四半期に販売開始いたします。
「DimensionPlus(ディメンション・プラス)」は、サン・マイクロシステムズ株式会社のOpenSolaris・Solaris 10が持つコンテナ技術・ZFS等の先進技術を、当社が培ってきたノウハウで連携させることにより、最先端の基盤技術を容易なオペレーションで利用可能にするサーバ仮想化ソフトウェアです。
ハードウェアリソースを最大限に活用し、物理サーバに要求されるスペックを抑えることで、仮想化における初期導入時のコストと運用時の消費電力を大幅に抑制できます。また、容易なオペレーションは迅速な仮想サーバ構築を可能にし、TCO削減を実現します。
「Dimension Plus(ディメンション・プラス)」は、2009年2月19日に開催されるHOSTING-PRO 2009に参考展示いたします。
また、今回の発表について、サン・マイクロシステムズ株式会社 マーケティング統括本部 執行役員 統括本部長 九里 禎久様より、エンドースメントをいただいております。
『サン・マイクロシステムズ株式会社は、ジャストプレイヤー株式会社のOpenSolaris 2008.11およびSolaris 10に対応した「DimensionPlus」の発表を歓迎いたします。OpenSolaris/Solaris の仮想化技術である「Solaris コンテナ」や最先端のファイルシステム 「ZFS」 などを利用し、データセンターのTCO削減や低消費電力を実現可能にする、まさに時代のニーズに対応した製品の登場に期待しております。』
DimensionPlusでは、一般的なPCサーバを「ディスクレス」でホストサーバとして利用します。ホストサーバはUSBメモリ(あるいはDVDROM等)で起動し、起動後はrootファイルシステムをRAMDISKに、USBメモリはROMとして利用します。そのため、ホストOSのディスクアクセスのボトルネックが少なく、USBメモリの書き換えによる摩耗がおきません。
マネジメントサーバにホストサーバのハードウェアの構成情報を保存し、ホストサーバの管理から、仮想サーバのプロビジョニング(作成、消去、別ホストサーバへの移転など)、リソースの監視、仮想ネットワーク管理、監視を行うことが出来ます。
ストレージサーバにはOpenSolarisのZFS、iSCSI機能を利用、ストレージマネージャは、ZFSのクローニング機能等の先端技術を利用し、仮想サーバのプロヴィジョニングを強力にアシストします。
その他の主な特徴
技術情報詳細
http://www.justplayer.co.jp/news/DimensionPlus.html
※最小構成で3台。ストレージサーバ、ホストサーバは複数台でストレージプール、ホストプールを構成可能
ジャストプレイヤー株式会社
http://www.justplayer.co.jp/
HOSTING-PRO2009公式サイト
http://hosting-pro.jp/