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Date: 2009/10/16 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: Thunderbird, IMAP, 日本語, 検索, インデックス, IMAP4

ThunderbirdでIMAP4利用時の日本語文字列検索を簡単に行う

IMAP4はサーバにメールが格納されるため、ローカルのメールボックスは空くまでキャッシュです。このおかげで、PCがクラッシュしても、場所を変えても、OSを乗り換えても、WEBメールでも、メーラーさえ何とかすれば、すぐさまメールが見れるようになるわけですが、ダウンロード型POP3などとはやはり勝手の違うことがあります。

弊社は、2001年からIMAPサービスを実はやってたりするのですが、それは別の話・・・

その一つに検索があります。

検索は当然、サーバ側で検索をするわけで、imapのサーバがいけてないと、検索もいけてない結果になります。最近はWEB検索だけでなく、デスクトップ検索、メール検索なども盛んで、クライアントツールには様々な検索ツールがついています。もちろん、Thunderbirも一応、それっぽい検索機能がついていますから、是非とも、これを使いたい。

というわけでPOP3に乗り換えよう!というのも今更だし、IMAP4のまま、ローカルキャッシュだけでも良いから検索してくれないかな。と思うのは人情というものでしょう?


と思ってたらIMAP4でもクライアント機能で検索できるのですね。ただし、コツがいりますが。

こんな感じです。

  1. アカウント設定を開き、利用しているメールアカウントの、オフラインとディスク領域を開く。
  2. 受信トレイのメッセージをオフラインでも読めるようにしておくにチェックする。
    1. オフラインで使用するフォルダを適当に選択。ここで、検索が必要なフォルダを全てチェックしておきます。
    2. ディスク領域で、メッセージを自動削除しないなどにしておきます。こうしておけば過去のメールも検索対象になります。最近の物だけほしければ、適当に設定してください。
  3. ファイルメニューのオフラインから、オフライン作業を選択。オフラインでも読めるようにメッセージのダウンロードをしますか?と聞かれるので、はいと答える。
    • 初めてやるときは、たーくさん!ダウンロードするので時間がかかります!
    • もちろん、二度目からは差分だけです。
  4. いつも通り、編集-検索で、メッセージの検索を選びます。
  5. 普通に検索をしようとすると、なんでもちゃんと検索が出来ます。
    • 検索フォルダして設定すると更に便利です。

というわけで、オフライン状態ならキャッシュから検索になるので、Thunderbirdの機能を使うのですね。ほかにもIndexing系のアドオンをいれておけば、検索が速くなったりいろいろとメリットが出てきます。

こうなってくるとThunderbirdは、オンライン・オフラインを意図的に使い分けて使いたくなりますが、オンラインとオフラインは、左下の電球ボタンを押せば、簡単に制御できます。

本末転倒な気もしますが、これはこれで凄く便利なので、是非使ってみてください。



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