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Date: 2010/07/18 |
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Tags: Solaris, OpenSolaris, Howto, 利用法
inetmenu を forkしてみた。
nwamというツールを使うと、vnicやetherstub周りが弄られちゃって、ろくなことがないので、physical:defaultを使い始めたが、いちいちifconfig叩いたりするのがめんどくさい人向け(笑)
とりあえず、inetmenuというSolaris用のモバイル接続ツールをforkして、OpenSolaris用にチューニングしてみました。
インストール方法
- まずは、/etc/hostname.*と/etc/dhcp.*の必要なやつを、どこかにバックアップしておく。
- 普通にinetmenuをインストールする
- http://hub.opensolaris.org/bin/view/Community+Group+laptop/inetmenu
- 私のレポジトリからパッチ付きのinetmenuをダウンロードして、/bin/inetmenuを差し替える
- http://bitbucket.org/kohju/inetmenu
違い
- Wifiはwpaに対応しています。
- (-d)オプションがあり、起動時にdeconfigureを強制的に走らせることが出来ます。
- 不可視のアクセスポイントに接続することができます。
- 先にSSIDで、dladm create-secobjしておく必要があります。
- /etc/hostname.*とか/etc/dhcp.*があった場合、そのNICは無視します。
- inetmenuでは、これがあると起動すらしません。全てのNICを管理下に置きます。
- したがってvnicや、virtualboxのNICはこれまで通りの方法で作っておけばOK。
- USBのEtherを一度でもつけた場合、inetmenuは正しく判定しなくなるが、これを正しくある時だけ一覧に出るようにした。