HOME / 日記 / 近眼の人が絶望する「老眼になっても救われない」良く分かる図解
Date: 2014/03/09 | | Tags: 近眼, 老眼, ならない
僕はいわゆる「ド近眼」なのですが、ここ1〜2年で老眼が始まってきて、近くが見えにくくなってしまいました。
そこで遠近両用眼鏡を買ってきたわけですが、僕もこうなるまえはこんな都市伝説を信じていたわけですよ。
これは、近眼眼鏡が凹レンズ(マイナスで表現)で、老眼眼鏡が凸レンズ(プラスで表現)だから、差し引きゼロになるという感覚からくるものなのですが。
なってみると、やっぱりそれは都市伝説でした(笑)
なので、近視の皆さんを絶望に陥れるために、僕が独自の判断で、わかりやすく書いておきますね(笑)
普通の人の目は、近くから遠くまでピントがあう人です。近くになると焦点は合いにくくなるし、遠くになりすぎても焦点が合いません。良いですよね。僕も小学生のころは良かったのにな。
近視の人の目は遠くが見えなくなります。代わりに近くが見えるようになるんですが、実は明らかに焦点の調整の解像度が下がっていったりします。
だから、近視の人が眼鏡(やコンタクトレンズやレーシック)で遠くがみえるように矯正すると・・・
遠くは眼鏡などで見えるようになるのですが、明らかに普通の人よりも焦点調整が下手になります。これは多分、「目」としては上の図のように近くを見てるつもりなのに、眼鏡などで無理矢理広げているからだと、僕は思っています。多分、工学的に言えば、目の筋肉によるピントの調整も、やっぱり筋繊維の数とか筋繊維毎のトルクがかかりやすい場所(入力エネルギーと出力エネルギーのグラフはきっと等比ではないだろうという意味で)などなど、離散的になるからでしょうね。多分ですけどね。
裸眼ではこうなります。残念ながら差し引きゼロになるのではなくて、遠くは見えないまま今までよりも近くが見えなくなるのです。え〜(涙)
だから眼鏡などをかけるとこうなります。
眼鏡によって遠くが見える性能は余り落ちずに、近くが見えなくなるのです。
それでも普通の人に比べて、眼鏡を外すと近くが見えるというメリットがありますが、僕みたいにド近眼だと、眼鏡を外しても遠すぎて焦点が合わず、眼鏡をかけると近すぎて見えない距離が生まれます。
それがちょうど、パソコンのディスプレイなのですね。
遠近両用眼鏡と言っても全てを解決してくれる魔法のアイテムではありません。眼鏡の上の方が今までと変わらない視界で、眼鏡の下の方が弱い近視眼鏡になっている感じですね。下の緑のところです。凸レンズと凹レンズが変わるのではなく、弱い凹レンズと強い凹レンズがなめらかに変わる感じです。
近視の人は普通、徐々に度数が下がる(マイナスに)ものなので、若いころの眼鏡をもってたらかけてみると良いと思います。
遠近両用は多焦点レンズなので、当然、色々と世界にゆがみができるのですが、人間の脳みそは高性能なので勝手に補正してくれるのですね。とはいえ、慣れるまではどうも気持ち悪い感じがします。
よく遠近両方は早いほうが良いと言いますが
ということなんだと思いますね。
眼鏡屋に友達はいないので何のステマにもなっていないのですが、とりあえず近視の人を軽く絶望に陥れることができたでしょうか?
ちなみに僕は老眼に気がついた時、軽くショックでした(笑)
※ この記事は、僕よりもちょっと年下の世代のド近眼君を、絶望に陥れるために書きました :p それから僕はお医者さんじゃないので、この内容は話、半分で :)