何も言いたくないな。
AlphaにLinuxを入れてみた。どういう心境の変化だ?といわれてしまうと困るのだが、特別意味はなかったりする。そろそろやるべぇという感じ。
きっかけがあるだろ?といわれると、NT上で動くX Serverがあまりに使いやすかったから。例のRefrectionXだ。AlphaマシンにLinuxを入れると、せっかく購入したOpenGLボードが使えなくなっちゃうのがさびしいのだけど。まぁしばらくサーバ的用途に専念してもらうことにしよう。
しかしまぁ早いよなぁ。64bitGCCゆえ、intは32bitであるかわりにlongが64bitになってしまっているけど。特別へんなことが無い限りあっさり動く。うんうん。割合良い感じだ。
AlphaのCPU
Alphaは同じ(様に見える)CPUでも、動くOSによってライセンス料なのか、ほんとに違うCPUなのか、とにかく値段が違う。要約するとDigital Unixが動くAlphaCPUと、WindowsNTのAlphaCPUは違うらしい。同じでライセンス料的な考えなのかも知れないけど、詳細はまったく不明。実際にはWindowsNT用CPUのほうが結構お安いそうで。ちなみに高いほうのCPUではどっちでも動くというあたり、極めて邪推深まる季節になるばかりだ。
ついでにBIOSも違うそうだ。DigitalUNIXの場合、SRMBIOSというやつをつかっているが、NTの場合はARCBIOSというやつ。SRMBIOSがどんなやつかは遣ってないので分からないが、どっちにしてもDigitalUnixを遣う場合、最初からそういうマシンを買うほうが、ややこしくなくて良いらしい。
ARCBIOSは慣れてくると使いやすいやつで、BIOSレベルでFATを覗ける。NTの起動は、BIOSのレベルで、FATパーテーションのあるディレクトリ(指定できる)からOSLOADER.EXEを実行して起動する。
LinuxはどっちのBIOSでも動くらしいがNetBSDはSRMBIOSでないと動かないといううわさがある。
ということは、NetBSDな人はDigitalUnixを捨ててつかうことになるわけで、どうにも、NetBSD64/Alphaを使っている人を見掛けないはずである。
K6
なかなか生かすと思ううんだが、微妙に不安定らしい。たぶんマザーといっしょに購入すれば問題ないんだろうけど。未対応なマザーで無理矢理動かしたりしてると、結構悲惨らしい。それでなくても飛ぶWindows95の飛ぶ頻度が増えるとか。
SuperASCIIに体好くK6と6xとPentiumMMX話が載ってた。どうも95環境以外、Pentium互換CPUはいわれているほどパワーを振るっていない様子。PenMMXODPは結構安いんで、安定を狙うには結局純正なのかもなぁとか思ってしまった。
MITSUBISHIなんかやるのかなぁ?
Evans & Sutherland(以下ES)というヴィデオボードを出していたメーカがある。私が知っている限り、PCIの3DのOpenGLグラフィックボードで一番高速なPowerStormというボードを出していたところだ。現在、DECのAlphaのPWS600auなどを購入すると最上位機種の2つ下のやつが標準でついてくる。個人的にはPowerStorm 4D60Tがずっと欲しかったのだが、いまはESではサポートしていないし、ホームページすらない。
で、当のESで最近押しているのは、REALimageである。普通考えるとモデルチェンジみたいな感じで、きっとPowerStormよりも高機能なんだろうとおもわれる。で、そのREALimageなんだが、どうやら3DProチップセットというMITSUBISHIとESの共同制作のチップセットを使っているらしい。DIAMONDのFireGL4000(最上位機種で日本のDIAMONDのHPを見る限り、日本ではまだデビューしてないっぽい)につかわれているチップセットもこれだ。FireGL3000も性能の良いグラフィックボードだと思うのだが(使ってないから分からないのだが)。ここでポイントはFireGLシリーズは1000〜3000まで3dlabsのチップを使っていたのに、最上位機種の4000では3DProにくら替えしている。これは面白い。
一方でMITSUBISHIは、最近Alpha(←ミツビシのAlphaサイト)を手に入れている。
つまり現在MITSUBISHIは、とっても速いCPUととっても速いグラフィックチップセットを持っていることになる。いわゆるPCIもののグラフィックボードがSGIなどの専用機に負けてしまうのは、バスバンドが狭いため。これが、専用バスを使うことによって、どうなるかというと、なかなか興味深いことではないか!
と、勝手に想像しているのであった。面白いもの出ると良いなあ
10/14 Internet Explorer 4.0を入れてみた
InternetExplorer4.0を入れてみた。Outlook Expressにひかれてのインストールだ。ついでにシェル統合してしまったら、意外とツールバーが便利だ。
MSのメーラはUNIX系のトラディッショナル系の人たちに良く嫌われているんだが、今度はどうなんだろう?まぁ、あっち系の人は、MSというだけでいやなのかもしれないが。
10/16 Internet Explorer 4.0の良いところ
とにかく便利なのがツールバー。ツールバーにショートカットをコピーしておくと、タスクバーの一部から、簡単なランチャになる。画面いっぱいほとんど最大化してアプリケーションを使ってた私にはとってもありがたい。ケースバイケースでデスクトップも置けたりするから完璧。
メニューなどの配置の入れ替えが出来るのが良い。どうしてもソートされてしまって好きな順序にできなかったのが、今回からメニューの配置が自由におけるようになっている。しかも、メニューを出している最中にエディットできるからなおうれしい。あと、ウインドウ内の左上の小さいアイコンを(メニューがでるやつ)、ドラッグして放り投げると、そのウインドウを開くショートカットができるのもありがたい。当然それを、タスクバー上のツールバーにもっていけるのは、なかなか良い。今度のIE4はなかなか気に入ってしまった。
OutlookExpress(メーラ&ニュース)での良いこと。
何が良いってまず軽いこと。自動振り分けもできるし。これでインポート、エクスポートが「インストールされているものからしか出来ない」という仕様でなければ、最高だったのに。Outlook97ではファイルから直接インポートできたりしたんだけどなぁ。
ちょっとはまったところ。
Outlook Expressでメールをうまく、Importできないわけ
タイトルに半角かながあるとバグる。当然だ!という人もいるかもしれないけど、いままで受けたメールの中で、いくつかは、化けててそうなってるやつがいて、それらをインポートしようとすると、そこで止まる。どうしてもインポートで止まってしまう方は、Exchangeで半角や化けたタイトルを適当に直してからやってみるとよいだろう。
OutlookからOutlook Expressにアドレスを読み込みたいとき。
やらなきゃ行けないのは、まずOutlookでcsv形式にしておくこと。この状態でならOutlook Expressから読み込める。ただし、Outlookがデフォルトで吐くcsv形式をうのみにすると、Outlook Expressではなぜかメールアドレスだけ取り込まれないという、とっても間抜けなことが起きる。csv読み込みのときのマッピング(対応表)はきちんとしておこう。
多いにはまったところ
まず、最大級のハマリは、Domain Adminの権限でIE4を入れないこと。何気にインストールできてしまって、Domain Userでログインすると、とんでもないことになる。気がつくハマリはNetXのホームページで暴走したり、バージョン情報がでなかったり。インストールしっぱいしたか?と、同じことをやってみてもだめ。そのうち、Domain UserでExplorerを使ってファイルの移動などがまったく出来なくなる。この問題はDomain Adminでインストールしたということにある。こうなってしまったら、Domain Adminで一旦IE4をアンインストールする。定義ファイルが残っていると、そのDomain Userは、再インストール後、またミスがおきるので、アンインストール後、壊れた環境でログインしたユーザ全員にログインしなおしてもらうこと!これで壊れた定義ファイルを消すことが出来る。ダイアログが出てきたら、全部消すと良い。
正解はローカルのAdministratorでやること!奇麗さっぱりこわれたIE4が消えることは残念ながらないけれど、問題ない程度までは修復可能。
ローカルのAdministratorでログインしてインストールし、再起動後、再びローカルのAdministratorでログインしなおす。早まってDomain Userでログインすると、定義ファイルが腐って、アンインストールからやりなおし。うまく動いたな!と思ったところでDomainUserでログインすると、再び初期化のダイアログがでてきて成功する。当然、ある程度の環境は消されるのだが使えなくなるよりはマシだ。
NTの最大の欠点に、「元どおりにしない」というものがある。ほかでもない最大の問題はこれだろう。そしてこれと双肩をなしてハタ迷惑なのが、インストール時にHDDに残る残骸から復旧しないというオプションがないということ。確かに、アンインストールして、インストールをしたとき、前のものが残ってたりすると、若干感動する。しかし、先にアンインストールした理由が、「こわれたから」であったとすると、何の解決にもならない。こういう時は、慣れていれば該当のレジストリをクリアしてみるという手段があるが、なれてないと奇麗さっぱりインストールする方法がないぶん、たった一つのアプリケーションのために、OSを初期化インストールする羽目になる。
こうなったら最悪だ。ちなみに虎穴に入る私は、良く同じく方法で、虎に食べられた。
アーカイブ属性。MSDOSやHuman68kでは、確か「ファイルの実体があるもの」につけられる属性だ。だからアーカイブ属性が無いファイルは、ヴォリュームラヴェルかディレクトリのみということになる。どちらも属性があるので、結局アーカイブ属性はなくたって、あったって、MSDOSでは動いていた。だから、妙なシェアウェアやフリーウェアが勝手に使ったりしたときもあったりした。
ところがである。こう認識していたつもりなんだが、Windowsではいきなりアーカイブ属性の意味が変わっている。(拡張されている?)。MSのOSがバージョンアップする際に、機能拡張されているんだから、特別個人的に敵対意識はないが、しらなかったでは澄まされないミスを誘発する(した)。
アーカイブ属性は、バックアップ属性なのである。WindowsNTや95で、アーカイブ属性を落としたファイルをアクセスし、更新すると、なぜかアーカイブ属性がつく。MSDOS時代の理由では、ファイルなのにアーカイブ属性がないものは壊れているわけだから(実質もんだいないのだが)、気にも留めてなかったのだが……。実はテープにフルバックアップをすると、アーカイブ属性を削ぎ落とすのである。そして、更新されたファイルだけにアーカイブ属性がついていく。で、バックアップソフトで差分バックアップされるのはどのファイルかというと、それはもう自明の通り、アーカイブ属性がついたものだけなのである。
というわけで、アーカイブ属性はむやみにいじらないほうが良いし、むやみにいじるソフトを使うべきではないということがわかる。
なお、SAMBA(UNIXをサーバとしてWindowsにマウントさせるソフト)はデフォルトでアーカイブ属性と、UNIXの実行属性をマッピングしている。つまり、そのディレクトリNTのバックアップコマンドでとってしまったりした日には、絵にも恐ろしい。実行属性はすべて消されてしまうし、また、SAMBAで公開してるファイルをWindows95からアクセスすると、UNIXからみると実行属性が尽くわけである。いかにもいやな話だ。SAMBAにはオプションで実行属性をアーカイブ属性にマップしないというものがあるので、テープストリーマでバックアップをとるならば、そういうことをしておかないほうがいいし、とらなくてもそのファイルを95から更新しないほうが良い。
別にどれが行けないわけでもない。こういう時代にSAMBAがXとAとのマッピングがあることに少々疑問を感じるが、その利点が無いわけでもないので、特別悪いことではないのかもしれない。ただ、ときどき、こういうことを調べもせずに、NTが悪いことにいきなりなっているUNIX信者は困ったものであるのだが……これは余談か。UNIXを使う人はちゃんとコンピュータが使える人というイメージがあったんだがなぁ。
まぁ、なんにせよ、なにかのせいにせずに、調べてみると解決方法があったりする。が、UNIXのファイルはUNIXでとるべきだとは思うけどね。NTのほうはNTで。NTのほうがファイルパーミッションが多いので、NTのものをUNIXでとると、多いに悲惨だ。
う〜む。UNIXを使ってのsambaがWindowsNTからのアクセスで早くなっている。ここまで早いと、UNIXをPC用のファイルサーバとしても問題ないなぁ。
新しいバージョンのsambaはファイルのロッキングに対応したらしい。MS系OSはアクセス中のファイルはロックされて、アクセスを禁じられるが、UNIXは大抵アクセス中のファイルも読み書きできる。これだとMS系OSからファイルキャッシュを当てることが出来ないので、sambaでのマウントドライブは、ローカルファイルキャッシュがいままでOFFだったらしい。
これがロック可能になるとローカルキャッシュが出来るようになるらしく、今回このサポートによって、ファイルアクセスが大幅に上がったというわけだ。なんにせよこれでファイルサーバとしてPCからのサーバで耐えることが出来るようになってきた。