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Date: 2019/07/04 | | Tags: macOS, Catalina, 10.15
Catalina Betaを入れ始めたので、自分用のまとめ。
2019/10/8、Catalinaが振ってきたので製品版用に記載を変えました。
総じて、とても良いです。
描画遅れもないし、フレームレートも速い。かと言って、Luna Displayのような、jpeg ノイズもない。
接続は、Airplayのようなイメージで接続可能。Wi-Fiでも十分速いので、イメージとして、AppleTVでAir Playをしたかんじで接続できるため、特になにかiPad側の準備がいるわけでもないのが良い。
iPadをセカンドディスプレイとして使うアイディアはずっと昔からあって、私自身も、AirDisplayとか、Luna Displayとかを試していました、
AirDisplayは、MacとiPadにアプリをインストールするだけで実現するもの。
iPadがRetinaになったころから、描画速度遅れが目立ち、これがもう、まともに使えない問題がありました。どのぐらいかというと、日本語が全く間に合わず、数秒後に画面が出る始末。正直まともに使えないイメージ。
Luna Displayは、ドングルをDisplayPortに繋ぐのが特徴、
Mac的には外部Displayがあるように見えつつ、「おそらく」ループバック?で画面出力をMac側でキャプチャし、そのストリームデータをMotion JPEGか何かで、Wi-FiやUSBで転送をして、iPad側でその動画を表示する形。
この仕様はレスポンス速度を目的としたもので、代わりに画面にノイズが乗ることがデメリット。現実は、画面が停止したところでノイズもなくなる用に作られているので、Sidecarが出る前としては、これがファイナルアンサーでした。
まあ、OSアップデートと共に完全に要らなくなるので、まあビジネスって大変だなぁ・・・と。
iPhoneのように、notificationを、アプリ毎に選ぶことができるようになった。
ATOKとかね、結構要らない報告がでてきていたから、アプリ毎にnotificationを出す、出さない、選べて良いかもね。
ちょっと前から、rootlessのファイルシステムであったが、Recoveryから起動し、ターミナルからcsrutil disableすれば、rootにもファイルを置くことができた。
Catalinaからはrootが完全にRead Only mountされて居るようで、remountさえできなそう(できるかもしれない)。
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on /dev/disk1s5 1.7Ti 9.8Gi 1.1Ti 1% 476114 18583515966 0% / devfs 340Ki 340Ki 0Bi 100% 1184 0 100% /dev /dev/disk1s1 1.7Ti 601Gi 1.1Ti 35% 4033154 18579958926 0% /System/Volumes/Data /dev/disk1s4 1.7Ti 5.0Gi 1.1Ti 1% 7 18583992073 0% /private/var/vm map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /home /dev/disk0s3 91Gi 23Gi 68Gi 26% 183988 17780567 1% /Volumes/WINDOWS10
こんな感じ。
これが面白くて、rootのディレクトリの一覧を取ると、このように見えるが、
kohju@conjurer-2% ls -l / total 26 drwxrwxr-x+ 113 root admin 3616 7 15 15:58 Applications drwxr-xr-x 74 root wheel 2368 7 4 15:12 Library drwxr-xr-x 3 root wheel 96 6 9 04:42 Network drwxr-xr-x@ 8 root wheel 256 7 4 14:58 System drwxr-xr-x 6 root admin 192 6 29 00:14 Users drwxr-xr-x 4 root wheel 128 7 16 01:33 Volumes drwxr-xr-x@ 38 root wheel 1216 7 4 14:58 bin drwxr-xr-x 3 root wheel 96 6 29 00:23 com.apple.TimeMachine.localsnapshots drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:46 cores dr-xr-xr-x 3 root wheel 7887 7 11 17:30 dev lrwxr-xr-x@ 1 root admin 11 7 2 00:04 etc -> private/etc dr-xr-xr-x 2 root wheel 1 7 16 01:31 home -rw-r--r-- 1 root wheel 313 6 9 08:23 installer.failurerequests drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:58 mnt drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:42 net drwxr-xr-x 5 root wheel 160 7 2 00:26 opt drwxr-xr-x 6 root wheel 192 7 4 15:00 private drwxr-xr-x@ 64 root wheel 2048 7 4 14:58 sbin drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:57 sw lrwxr-xr-x@ 1 root admin 11 7 2 00:09 tmp -> private/tmp drwxr-xr-x@ 11 root wheel 352 7 2 00:09 usr lrwxr-xr-x@ 1 root admin 11 7 2 00:09 var -> private/var
実はそれぞれのディレクトリはここにはなく、ここにあったりする。
kohju@conjurer-2% ls -l /System/Volumes/Data/ total 2 drwxrwxr-x+ 113 root admin 3616 7 15 15:58 Applications drwxr-xr-x 74 root wheel 2368 7 4 15:12 Library drwxr-xr-x@ 3 root wheel 96 6 9 07:35 System drwxr-xr-x 6 root admin 192 6 29 00:14 Users drwxr-xr-x 4 root wheel 128 7 16 01:33 Volumes drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:46 cores dr-xr-xr-x 2 root wheel 1 7 16 01:31 home drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:58 mnt drwxr-xr-x 5 root wheel 160 7 2 00:26 opt drwxr-xr-x 6 root wheel 192 7 4 15:00 private drwxr-xr-x 2 root wheel 64 6 9 04:57 sw lrwxr-xr-x@ 1 root wheel 11 5 4 18:12 tmp -> private/tmp drwxr-xr-x 5 root wheel 160 6 19 15:25 usr
だからといって、/System/Volumes/Data/にディレクトリを置いても、rootに置かれたことにはならない。
この問題は、普通の使い方をしている人は出会わないかも知れないけれど、nfsdを使っている人には設定変更が必要になる。例えば今まで、/homeをnfs公開していた人は、/homeではなく、/System/Volumes/Data/homeとしなくてはならない。結果的に、クライアント側の設定まで変えないとならないのが面倒かも。
多分、「なにか」があるのだと思うののだけど、ちゃんとマニュアル読んでないので、わかったら後述します・・・。
たとえば、こんな感じ。これは、僕のMacの環境で、VMware上のゲストOSに対して自分のHOMEをNFSで見せている。その結果、VMwareのうえのSolaris、Solaris Zones、LinuxなどのHOMEがMacのHOMEと同じになる。※zfsのhistoryが共有しすぎて若干ウザいけどな(笑
# cat /etc/exports
/System/Volumes/Data/Users/kohju/ -network 192.168.195.0 -mask 255.255.255.0 -alldirs -maproot=root
普通にすると動かないが、色々すれば使えることは使える。
こちらのサイトがキッチリかいてあって良いので参考のこと。
簡単にかくと、Security & PrivacyのPrivacy内、Input Monitoringに、
を追加する。
open /Library/Application\ Support/org.pqrs/Karabiner-Elements/bin/
すれば、フォルダが開くので、上の二つをドラッグすれば良いが、もじも追加ボタン「+」が出ていなかったら、Karabiner-EventViewer.appを一度、実行すれば、多分、これを追加するか?といわれるので、そこからでるようになるはず。
終わったら、こんなシェルスクリプトを作っておき、2つをkillすると良い。killすれば勝手に立ち上がる。ちなみに、Karabiner Elementの再起動もしておきたいので、追加でkarabiner_console_user_serverも再起動しておく。
#!/bin/sh sudo killall karabiner_grabber sudo killall karabiner_observer sudo killall karabiner_console_user_server
ちなみに・・・この2つのプロセスは、サスペンド・レジュームの度に現時点で行わないとならないので、スクリプトにして簡単に実行できるようにしておくと良いでしょう。
これは、LimeChat内のペインがどっかにいってしまうと言うもの。
2ペインにしたり、3ペインにしてみたり、摘まんだりすると、突然摘まめるようになるのだが、再起動すると元の状態に戻るので、正直もう諦めた方が良いかんじ。最近、LimeChat自体のアップデートもないし・・・
そんなわけで、代替アプリを使うことにした。textualというもの。
まあ、1,000円しないぐらいの金額だけど、公式サイトからだと30日体験があるから、あうかどうかは試すと良い。
ちなみに、iso-2022-jpが選びたければ、Server Propertiesの、Encoding内のチェックボックス「Encoding list includes all possible combinations」を入れること。