HOME / コンピュータTips / MacOSX / NFSサーバの起動

Date: 2011/06/10 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: MacOSX, macOS, nfsd, nfsサーバ, nfs server

インストール状況の確認

sudo launchctl list | grep nfs

すると、だいたいこんな風に帰ってくるので、インストールされているはず。

63	-	com.apple.nfsd

流れとしては、

  1. /etc/exportsを記述
  2. 起動する

設定

/etc/exports

を書き換えればいい。BSD風。

たとえば、VMwareやVirtualBoxなどを用いて仮想マシンを作り、MacのHOMEを仮想マシン(LinuxやSolarisなど)に対して見せたいのなら、こんな風にする。この場合、VMwareやVirtualBoxとのHOST-VM間通信のネットワークが192.168.195.0/24とする。-maprootは、特に理由がなければ、つけない方が安全。ゲストOS上でrootアクセスした時に何になるのかを決める。NFSはデフォルトでrootアクセスをnobodyとする。

/Users/kohju/ -network 192.168.195.0 -mask 255.255.255.0 -alldirs -maproot=root

Catalina以降は、こうしておく。

/System/Volumes/Data/Users/kohju/ -network 192.168.195.0 -mask 255.255.255.0 -alldirs -maproot=root

起動方法

sudo launchctl start com.apple.nfsd

で、起動。

再設定時

サーバじゃなく自分のデスクトップなので雑だけど、たとえばこんな(笑)

killall -HUP nfsd

確認

showmount -e localhost

で、ちゃんと、パスが見えているかどうかを確認すること。

MacのNFSの場合、「存在しないパス」は公開にされないし、Catalina以降では、/System/Volumes/Data/以下でないと、そもそも公開が許されない。

# showmount -e localhost
Exports list on localhost:
/System/Volumes/Data/Users/kohju    192.168.195.0
                                                                                                                     

もちろんNFSのClient側からも、同じ方法で見れるはず。