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Date: 2008/08/24 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: Solaris opensolaris Software compile コンパイル csw mod_php php4.3.9

ダウンロード

インストール

私があまりphpには詳しくないので、次のような状態になっている。

  • cswのapache2に依存している
  • cswのmod_php4と分けるために、/opt/JPC/以下にインストールされる。
    • ただし、/opt/csw/apache2/以下に、mod_phpのsoだけインストールされる。
  • 設定ファイルは/opt/JPC/etc/php.ini
  • phpに次のものを入れることで、extensionも使える。
extension=calendar.so
extension=curl.so
extension=domxml.so
;extension=gd.so
extension=gettext.so
extension=iconv.so
extension=mbstring.so
;extension=mysql.so
extension=openssl.so
extension=pgsql.so
extension=zlib.so

パッケージの作成

下準備

/opt/csw/bin/pkg-get -i apache2 apache2_devel apache2_manual libtool

できあがるpackageはapache2にしか依存しないが、パッケージ作成にdevelが欲しい。

cc(gccではなくSun Studio12等)を入れておく。

オプションパッケージ用(ビルド時に必要)

/opt/csw/bin/pkg-get -i t1lib readline libmm expat libmcrypt

Solaris10ではこれも入れる。

/opt/csw/bin/pkg-get -i curl curlrt jpeg png xpm

下記に依存。

--with-t1lib=shared,/opt/csw\
--with-readline=shared,/opt/csw\
--with-mm=shared,/opt/csw\
--with-expat-dir=shared,/opt/csw\
--with-mcrypt=shared,/opt/csw\

ワークディレクトリ用意

WORK=ワークディレクトリ

mkdir ${WORK}/JPCphp4/php-4.4.9/

コンパイルとインストール

こんなスクリプトでコンパイルとインストールする。

実体は、下記。

fileBUILD.sh

パッケージ化

cd ../install_root

prototypeを作成

pkgproto . | grep -v '^f none prototype'  > prototype
echo 'i pkginfo' >> prototype
echo 'i depend' >> prototype

pkginfoを作成(\の行はつなぐこと)

PKG=JPCcswap2modphp4
NAME=ap2_mod_php4_core -  PHP programming language and extension for Apache
ARCH=i386
VERSION=4.4.9,REV=2008.08.24
CATEGORY=application
VENDOR=http://www.php.net \
packaged for pkglabo, JUSTPLAYER, co.,ltd. by Taki.
HOTLINE=http://pkglabo.justplayer.com/
EMAIL=pkgadmin [-at-] justplayer.com
BASEDIR=/

dependも作成

P	CSWapache2                      apache2 - Apache 2.2 web server
P	CSWapache2c                     apache2c - Apache 2.2 web server (core)

本当はpostinstallを追加した方が良いかと思ったが、今回は面倒なのでしていない。

パッケージの作成

こんな自作シェルスクリプトを動かす

make_package.sh 01

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