HOME / コンピュータTips / emacs
Date: 2024/12/04 | | Tags: emacs22 Meadow Solaris Linux カスタマイズ コンパイル
滅多に使わない機能なので忘れがちなものを書いてあります。
私は通常、ソフトはなるべくパッケージで入れるのですが((理由はバージョンアップがめんどくさいため))、emacsに関してはどうしても22が先取りで使いたい理由があって、手でコンパイルしています。
理由は、
Emacsは21が長すぎたので、各種パッケージが22系になることを切に願います。
下記のあたりから、emacs22のソースコードをダウンロード
ふつうに展開。
configureを設定するが、ローカル流儀的に、srcからコンパイルしたときは、後日、そのディレクトリを発掘したときに、configureオプションがわかるように、必ずコンパイルディレクトリとconfigureスクリプトを残すことにしている。
cat > BUILD.sh ./configure \ --prefix=/usr/local \ --libdir=/usr/sfw/lib \ --with-xim \ --with-x make -j4 bootstrap
Forte Cだと、うちのSXDE Nevada 69だと、Xの時に微妙な動作をしたので、とりあえず、gccにしました。SPARCじゃぁないので、そんなにパフォーマンス劣化はないだろうということで・・・・。チャレンジャーは
--without-gcc
をつけるとよいでしょう。
コンパイルが終わったらrootになり、
make install
実行時は、LD_LIBRARY_PATHに、/usr/sfw/libが含まれているか、確認してください。
C-x RET c コーディング名<RET> C-x C-f ファイル名
M-x set-buffer-file-coding-system<RET> コーディング名
このあとセーブしないとだめですね。
変数c-basic-offsetに好きな数字を入れる。(set-variableを利用)
変数indent-tabs-modeにnilを入れる。
emacsでは自動保存されたファイルは#〜#という名前で保存されている。
この自動保存ファイルが保存されたファイルを開くと、
XXXXXX has auto save data; consider M-x recover-this-file
のようなメッセージが表示される。
そこで、書いてあるとおり、
M-x recocer-this-file
で復元は可能。
ただ、このメッセージは自動保存ファイルがあるだけで出てくるため、何かしらの理由(たとえばマシンがハングアップした後に、ファイルを別のところで編集してコピーしたなど・・・・)で、自動保存ファイルと元のファイルにブランチが出来ていることもあるので注意。
consider、よく考えて・・・と書いてあるので、細心の注意をしたい。
自動保存は、いくらかキー入力をした後放置するか、ある程度のタイミングで定期的にセーブしている。
これらの変数は、下記の通りである。
変数 | 説明 |
auto-save-timeout | 最後のキータイプから何秒後かに保存する |
auto-save-interval | オートセーブのタイミング |
auto-save-default | (念のため)tにしておくとオートセーブが有効 |
文字エンコーディングがちょこっと変わっている。何かのフラグがはいってるのでしょうが・・・。
これを無理矢理開くときは、emacs-muleというコーディングで開けばよい。
どうやって読むかはここを参照。