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Date: 2015/01/24 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: Solaris11, Apache

Solaris11のApacheのインストール

諸情報

主たるパッケージ名pkg:/web/server/apache-22
SMFのFMRIsvc:/network/http:apache22
インストールパス設定/etc/apache2/2.2/
コンテンツ/var/apache2/2.2/
プログラム/usr/apache2/2.2/
ログファイルSMFログ/var/svc/log/network-http:apache22.log
Apache出力ログ/var/apache2/2.2/logs/error_log等

インストール

pkg install -v web/server/apache-22

設定

主に書き換えるファイル

/etc/apache2/2.2/httpd.conf

ロードするモジュール(32ビット版:標準)

/etc/apache2/2.2/conf.d/modules-32.load
  • 特殊な設定は、conf.dに*.confと言う名前で保存すると良いでしょう。
  • いくつかの標準的な設定を、/etc/apache2/2.2/samples-conf.d/からコピー、もしくはシンボリックリンクなどをします。
  • 詳しくは/etc/apache2/2.2/samples-conf.d/のconfファイルを参照ください。

これだけでApacheを動作させることが可能です。

応用的な設定

VirtualHostの設定

NameベースのVirtualHostのサンプル設定は、/etc/apache2/2.2/samples-conf.d/vhost.confにあります。これを参考にすることで、VirtualHostの設定ができます。

sudo cp /etc/apache2/2.2/samples-conf.d/vhost.conf /etc/apache2/2.2/conf.d/

/etc/apache2/2.2/conf.d/vhost.confの編集を行います。

最低限、<VirtualHost *:80>〜</VirtualHost>で括られた、ServerAdmin、DocumentRoot、ServerName、ErrorLog、CustomLog等、全ての内容を編集する必要があります。

このファイルに記載されたサンプルは、あくまでも例ですので、そのままの状態では動作させることができません。また、ネームベースのVirtualHostはお客様のDNS設定にも依存しますので、下記のApacheのマニュアルを参考にして設定を行ってください。

参考資料

  • http://httpd.apache.org/docs/2.2/vhosts/
  • http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/apache08/apache08a.html

サービスの起動と停止

下記で、svc:/network/http:apache22は、apache22と入力しても機能します。

起動状態にする(再起動後も)

sudo svcadm enable svc:/network/http:apache22

停止状態にする(再起動後も)

sudo svcadm disable svc:/network/http:apache22

再起動

sudo svcadm restart svc:/network/http:apache22

graceful

sudo svcadm refresh svc:/network/http:apache22

設定のテスト(32ビットの場合)

sudo /usr/apache2/2.2/bin/apachectl configtest

設定のテスト(64ビットの場合)

sudo /usr/apache2/2.2/bin/64/apachectl configtest

動作してるかどうか確認する

svcs -xv svc:/network/http:apache22

エラーが出ている状態のApacheの設定を復元する。

sudo svcadm clear svc:/network/http:apache22

その他