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Date: 2015/09/23 | | Tags: EC Technology, Bluetooth, ヘッドフォン, S10-JWH07B
Bluetoothのスポーツヘッドセット、S10-JWH07Bについて。
今までブログに記載することはなかったのですが、実は割とBluetoothと言うか無線型のヘッドフォンを沢山持っています。赤外線や独自物、Bluetoothなどいくつもストックを持っていたりします。普通の人からするとマニアです。でも、マニアからみるとそうでもないレベルです。
ただ「ヘッドフォンの音質」というのは、正直、主観がとても大きい為、僕が感想を書いたところで参考にもならないだろうなぁと思っています。そんなに耳には自信が無いですし。
ですが、それでもレビューが読みたいと言われた、これから追々、まとめてみることにします。
このS10-JWH07Bは、Amazonで安価に販売されているネックバンドタイプのヘッドフォンです。小ぶりの小さな箱に入っています。
開けてみるとこんな感じ。
見てわかるとおり、本体はイヤホン2つがきしめんケーブルでつながれているというとてもシンプルな形状です。
このネックバンド型のヘッドフォンは、無線ヘッドフォンにおいて、ある種の意味で理想型です。
スマホや携帯型音楽プレイヤーを持ち歩くときに無線ヘッドフォンを使う大きな理由は、首回りのごちゃごちゃを解消したいためです。昔と異なり、今は専用の携帯型音楽プレイヤーは持ち歩かず、スマホを使うことが多いでしょう。男性は割と、スーツやワイシャツの胸ポケットにスマホを入れてることが多いため、「カナル型+Bluetoothレシーバ」型だと結局レシーバを胸ポケットなどに装備する必要があり、胸ポケットに余計な物が1つ増えるだけになってしまいがちだからです。
内容物はこんな感じ。マニュアルにはしっかり日本語の記載があります。少々怪しいですが(笑)
充電用のケーブルや、イヤパッドのサイズ違いもしっかり入っています。
首回りがこれだけになるので、凄く楽な感じです。
夏場は上着も軽装なので、とても良い感じです。僕は冬場はオーバーヘッド型ヘッドフォンを使っているのですが、夏場は暑く蒸れてしまうため、こう言うのがいいですよね。
音については先に書いたとおり、好みがあるので余り書きませんが、僕の感覚ではお値段以上ではあるかなと思いますね。
ボタンは、マルチファンクション、上、下のボタンで3つ。
電源はマルチファンクションボタンの長押しとなります。音楽の再生や電話に出る場合は、マルチファンクションボタンを押します。
上下のボタンは、ボリュームと、前の曲、次の曲を選択します。iPhoneにつなぐと、下をとても長く押すとSiriが答えます。このあたりのUIはちょっとわかりづらい気はします。
マイクは右耳の下に着いています。電話に使うことができますが、このマイクは余り感度が良くなく、電話をする時は右耳から外してマイク口に向かって喋る方が良いでしょう。
Bluetoothの音楽再生に使われるA2DPのプロトコルでは、SBCという音声圧縮のコーデックが標準で使われます。ただし、このコーデックはビットレートが低くてEDRを使わず、かつレイテンシも悪くなり、ゲームなどのインタラクティブ用途では不向きです。A2DPでSBCが標準なのは、Bluetoothヘッドフォンの消費電力を下げるため。サブバンドに分けてADPCMの様な計算を行うのですが、結果的に計算量が少なくなり、昔のプロセスルールでも電池の持ちが良くなるのです。
しかしながら時代は変わり、無線ヘッドフォンでも高速な計算ができるようになりました。そこで、mp2/mp3や、AACなどのコーデックを使う選択肢もあるのですが、近年注目を浴びているのは、CSRがライセンスを持つaptXです。
このスポーツヘッドセットはaptXに対応。デコードICは本家のCSR製、CSR8645です。残念ながらiPhoneシリーズは現時点ではaptXには対応しておらず、SBCになりますが、AndroidやMacでaptXを使うことができます。
このため、iPhone以外ではそれなりの音が望めるはずです。
充電はmicro USBで充電します。
若干、蓋が頼りない感じはします。
充電速度は100mAで1時間40分程度でトリクル充電が開始、2時間ぐらいで充電が完了します。
縦軸はmAです。