HOME / コンピュータTips / Solaris / dtloginのリモートログインを有効にする
Date: 2024/10/05 | | Tags: cde-login solaris opensolaris dtlogin xdmcp xdm remote リモート ログイン astecx cygwin xlogin
Solarisのいわゆるxdmは、dtloginが行っている。いわゆるxdm、gdmなどと言われているものと目的を同じとするものだ。
このFRMIは、
svc:/application/graphical-login/cde-login:default
いまのSolaris10はリモートログインがデフォルトで無効になっている。
# ps -aef | grep dtlogin root 623 591 0 3月 26日 ? 0:00 /usr/dt/bin/dtlogin -daemon -udpPort 0
上記のように見ると、udpPortは0。こんな風に無効にするんだと感心しつつ・・・
下記のコマンドを打つと、ログとmanの出し方がわかる。
svcs -xv svc:/application/graphical-login/cde-login
man -M /usr/dt/share/man -s 1 dtlogin
すると、udpPortはデフォルトは177だよとある。無くしてもいいのかもしれないが。
動作モードはpropertyというものに設定されている。MANIFESTのxmlはただのテンプレートなので現在のものはpropertyを参照する。
svcprop svc:/application/graphical-login/cde-login:default
これを見ながら、どこかにそれっぽい設定があるのかな?と捜す。
dtlogin/args astring \ -udpPort\ 0
あった。
設定を変更する
# svccfg svc:> select svc:/application/graphical-login/cde-login svc:/application/graphical-login/cde-login> setprop dtlogin/args = astring:"\ -udpPort\ 177" svc:/application/graphical-login/cde-login> end
ちなみにすぐは変更されない。
# svcprop -p dtlogin/args svc:/application/graphical-login/cde-login:default \ -udpPort\ 0
リフレッシュが必要
# svcadm refresh cde-login
起動オプションなので、再起動はいるであろうと、disable/enableなのだが、これをそのマシンのXの上で直接やるとXが落ちるとおもう。リモートか、コマンドダインでやろう。
# svcadm disable cde-login # svcadm enable cde-login
チェックする
# ps -aef | grep dtlogin root 14664 1 0 13:46:21 ? 0:00 /usr/dt/bin/dtlogin -daemon -udpPort 177
これでOKなのに、上手くいかない時は、フィルタipfstat -lとか、dtremote回りかなあ。