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Date: 2009/10/08 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: OpenSolaris, pkglabo, movabletype, apache, lamp, mysql, php

OpenSolarisでとっても簡単にMovabletypeをインストールする

こんなに簡単にできるようになりました。

pfexec set-publisher -O http://pkg.opensolaris.org/contrib contrib
pfexec set-publisher -O http://pkglabo.justplayer.com/dev pkglabo
pfexec pkg install -v movabletype-ja

以上(笑)

何をしたかというと、pkglaboにMovableTypeのOpenSource版(MTOS-4.23)を入れました。

実はかなり頑張ったので、一応MTを入れた後のmt-check.cgiで全てのモジュールが動作可能にしています。DBMSも全対応しているつもりです。

実はこれ以外にも今回のdevへのアップデートで、proftpd対応(MySQL、PostgreSQLのDB認証もパッケージ済)や、様々なモジュールも作成しております。

まだ(pkglaboの)dev入りで(pkglaboの)release入りまでに少し泳がせる必要がありますが・・・。

 

pkglaboについて

pkglaboは、弊社のOpenSolarisのレンタルサーバPhase2Server向けに作っているサービスですが、一般のOpenSolarisユーザにも広く使ってもらおうと思って作っております。

開発方針としての抜粋は次の通りです。

レポジトリの開発方針(devレポジトリとreleaseレポジトリ)

  • PKGLABOレポジトリは次の2つのレポジトリに依存します。利用前に次のレポジトリの追加が必要です。
    • 最新版のOpenSolarisレポジトリのrelease http://pkg.opensolaris.org/release
    • contribレポジトリ http://pkg.opensolaris.org/contrib
  • pkglaboのdevレポジトリには、様々な最新のソフトウェアがポーティングされていきます。
  • releaseレポジトリは、十分にdevレポジトリでの安定を確認したときに更新されます。
  • セキュリティホールがあった場合
    • devレポジトリのみをアップデートします。pkglaboレポジトリreleaseを利用しているユーザが、当該ソフトウェアを利用していた場合、一時的にpkglaboレポジトリの設定をdevに変更し、インストールを行った後に、releaseに戻してください。
  • OpenSolarisに対するコミット
    • OpenSolarisのjucrに対して順次コミットをしていく方針です。
    • パッケージがcontribに掲載された場合、pkglaboレポジトリ上の当該パッケージは空パッケージとなり、contribへの依存パッケージとなります。
    • contribとの互換性の問題があった場合、パッケージ名の変更が発生する可能性があります。ご注意ください。

(参照)

http://pkglabo.justplayer.com/ips.html

現在のリスト

現在、リストには次の物があります。

http://pkglabo.justplayer.com/dev/en/catalog.shtml

バグ報告

ないので、このBlogのエントリにコメント付けてお知らせしてくれると幸いです。

以上、是非、使ってみてください。



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