HOME / 日記 / MacBookAirに高速USBメモリ(RUF3-S64GS-BK)をTrueCrypt経由で利用
Date: 2011/06/19 | | Tags: MacOSX, 10.6, USBメモリ, RUF3-S64GS-BK, ベンチマーク, 速度, TrueCrypt
私のMacBookAir(いまのところMacはこれ1台)は、ディスクが128GBタイプなこともあって、慢性的なディスク不足になります。できればネットワーク越しの会社のHOMEディレクトリをうまいことオフラインキャッシュして利用する方法があればいいのですが、仮にできたとしても、キャッシュするためのデータエリアもなく、どうにもなりません。
まずはClass10のSDHCカードをデータエリアにすることを考えて買ってみたのですが、実はMBAのSDHCカードスロットは、半分以上が本体に入らずでっぱってしまいます。つまり物理的にスマートに入れることは不可能。加えて、ホームディレクトリが32Gオーバーだと「セレクト」が必要になり、これもまた面倒です。
きれいには入らないのだからと、もはやUSBHDDしかないかなと思って、640GBのUSBのHDDを買ってみたのですが、軽いMBAと一緒にUSBHDDを持ち運ぶのも、どうも不憫で面倒。
最後に行き着いたのは、高速タイプの64GBのUSBメモリでした。
買ったのは、これ。
BUFFALO 転送速度71MB/s USB3.0用 USBメモリー 64GB RUF3-S64GS-BK最初はFAT32でフォーマットされています。
ddでのリードテスト(測定は実行時にiostatで見る)では、
読み込みテスト
dd if=/dev/〜 of=/dev/null bs=1m
書き込みテスト
dd if=/dev/zero of=/dev/〜 bs=1m
MACはBuffaloのTurboUSB機能なども使えないので、まーこんなもんかな。
FATとしてcpやファイルを読み書きすると、
まーこんなところでしょう。
TrueCryptは、USBメモリへのデータを暗号化します。暗号化しておくと、USBメモリをいざなくしても、「大問題」にならずにすみます(汗)
ということで、もしもの為にノートは暗号化しておきたいので、必須です。
TrueCryptは、
の2種類があります。
暗号化されたデバイスをFATにすれば、WindowsでもMacでもLinuxでも使えます(Solarisはソースがビルドできるかは未確認)。FATボリュームの上のファイルを利用すれば、暗号化エリアとそうでないエリアを分けられます。
今回はそういう用途ではなく、PermissionやACLを保存したいため、Macしか使わないUSBメモリになります。なので下の方法を選び、できた暗号化デバイスをMACのFSでフォーマットしました。
ここにrsyncでファイルを転送してみたりすると、
まーほとんど暗号化前と変わらない速度が出ます。
というわけで、今後はこれを持ち運ぶことにしました。