HOME / 日記 / Teraクラウドリリースしました(1月23日に)
Date: 2014/02/02 | | Tags: teraクラウド
リリースしてから10日。あまりにドタバタした日々を送っていたので、ブログで報告することができませんでした。
このブログをご覧になっている方はすでにご存じかと思いますが、
で、ストレージにバックアップする必要性を感じ、
で、比較検討を行った結果……。
自分でクラウドストレージサービスをリリースすることにしちゃいました(笑)
僕は思いついてからブログに落とし込むまで若干の遅延があります。DVとHDVをデータに取り込もうと「考えていた」のは12月で、実際にDVとHDVを落としていたのは年末年始からお正月。クラウドストレージが何となくできたら面白いねと考えていたのは年末ですが、ストレージ比較は正月休みに調べながらダラダラやっていました。実現の可能性を調べていたのはちょうど正月休み後半。
プロジェクトをスタートしたのは仕事始めからなので、思いついてサービスインまでは最短です。
これは社内のスタッフが僕のアイディアに迎合してくれたからで、それぞれ、自分が私が何をする役目か、あるいはこういうスタッフが必要じゃないかとか、縁も含めて一気にトントン拍子で話が進んだからです。
クラウドストレージサービス1〜2年前、雨後の竹の子のようにできていきました。今はこれが淘汰されている時期。これを目の当たりにしたサービスインする以上、いくつかの勝算が無いと意味がありません。
利用者のことを考えたら、こう言うサービスは長く続ける必要があります。つまり採算性が極めて重要です。採算性が無いと続きませんからね。
そこで今回、サービスをリリースするにあたって最初に考えたのは、
この2点が採算性がある範囲でできるのか?ということ。
1,000円という金額は、自分がユーザになって考えたときに、1,000円未満ならば十分使い続けられるだろうということ。逆にそれ以下になると、自分なら「金額だけ」では選ばないだろうと。もちろん安ければ安いほど良いに決まってるわけですが、基本、安くなる為には何かのトレードオフがどこかにあります。100円安いせいで失われるものが増えるのは問題です。利用者が「これ良いよ」と友達に勧めたくなるに値するエビデンス(技術的な確証)が重要と考えたわけです。
できなければ世の役に立たないサービスですからね。
それから、下記も重要でした。
実際にはここでかなり色んな実現性を探っていたのですが、最終的にはエンジンをオープンソースのownCloudベースにし、サービスインを初めて、運用するにあたって見えてきたものを、オープンソースにしていこうと考えました。
さて、無事サービスインまで漕ぎ着けられたので、これからの目標なのですが、皆さんのおかげで最初の目標(一定のユーザ数)は達成できてしまいましたので、その次の(今の時点の僕の)目標を……。
ここまではハードウェアを「買えば」何とかなる部分ですね。
ソフト的に何とかしないとならない部分は、次の部分。ownCloudのベースなので、派生物はオープンソースにしていきますが、開発が関係するので時間とお金がかかりそうです。
まぁ、他にも色々とあるんですが、急いでやらないとならないのは、このぐらいでしょうか。
とりあえず、より使いやすくずっと使えるサービスにしていきたいと思っているので、みなさん愛してあげてください。