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Date: 2014/01/09 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: 2014年, 新年、挨拶

2014年、明けましておめでとうございます

ジャストプレイヤー株式会社、代表取締役、瀧です。

少々遅れましたが、あけましておめでとうございます。昨年中は、様々な人々と新しい出会いがあり、皆様にお世話になりました。

今年もよろしくお願いします。

今年は早々から様々なサービスを予定していますので、是非お楽しみに!


さて、昨年11月に、弊社は長らくお世話になった事務所から引っ越しをし、静岡市駿河区から静岡市葵区に移転しました。これにあわせて様々な事業の改革を進めておりますが、その最大のものに組織構造と役職の変化があります。まず、私の役職ですが、代表取締役「社長」から、代表取締役「CEO兼CTO」となりました。「社長」という肩書きを名乗って12年なのですが、使い慣れた「社長」という肩書きを手放したのには、もちろん大きな意味があります。そもそも、あえて「代表取締役」ではなく「代表取締役社長」と役職をつけたのか。

弊社はITバブルが終えた後に友人グループ3人で創業したのですが、そこには上下関係があまりなくフラットな関係から始まりました。丁度その頃、ITバブル後に精算をしている会社が多く、とある元代表取締役手記にこう書かれたものを見かけました。「友人同士で始めた会社だったので、対等な関係であるつもりで誰も「社長」を名乗らなかった。だから、誰しも、誰が最後に責任を持つのか明確ではなかった」と。会社をやる以上、何があったとしても誰かが最後に責任を取らなくてはなりません。私の父が社長をやっていたため、痛く感じていました。そこで会社を立ち上げる以上、全ての責任は最後に必ず自分が取るつもりで、自ら「社長」と肩書きに明記することにしたのです。それ故に、様々な衝突もありましたし、もちろん孤独も多々、感じたことはあります。多分、世の中の社長がみんな感じてる程度には・・・

12年慣れた社長という名称から、CEO兼CTO、つまり最高経営責任者兼最高技術責任者になったのはなぜかというと、もちろんこれも理由があります。一つは私の仕事のスタイルが変化し、静岡と東京の移動が増え、東京の仕事の比率が上がったことがあります。そうなると当然、会社を留守にすることも多く、細部の案件まで目を通すことができません。「ほう・れん・そう」と昔から言いますが、報告・連絡・相談とは部下の義務というよりは、上司が部下からすくい上げるための話です。(参考 )私自身が「ほうれんそう」を受け取れるようにするためには、時間的な限界があります。社内の状況に目を光らせることができません。

私は幸せ者で、なぜか様々な縁があって、良いスタッフに恵まれています。

そこで、すでに定常的な業務や通常の範疇から出ないものは、ずっと右腕として影で支えてくれた弊社の役員である前島にCOO(最高執行責任者)委任し、私はCEO(最高経営責任者)として、経営責任をになうポジションに移動するにしました。もう一つ、私の職歴の中で初めて技術系の職務になるのですが「CTO」を明記することにしました。技術職を人生の中でしたことがない自分は、CTOに出会うことをずっと夢見ていました。様々な技術スタックを平等に愛しながら、ビジネスや業務、効率などを色々考えてくれる人。

ITはすでに企業の血液ですが、同じ目的でもやり方は千差万別です。しかし組織や、そのコストやその後の企業の発展を考えたりすると最適解は変わる。だから全てのスタックの技術を平等に愛しながら、最適解を導き出せないとならない。

仕事柄、他社さんの情報システムのコンサルをしますが、そこでしばしば言われるのは「会社掛け持ちでCTOをしてくれないか?」ということ。それなりの会社の方からも言われるのだから、世間的には慢性的にCTOが足りないのかも知れない。見方を変えれば、今まで技術職の名刺を持たなかった自分でも、技術職として認められているのかも知れません。それならば逆に逃げも隠れもしない肩書きにして、意を決し、お客様の前に立ったほうが良いのではないかと考えたのが、自分に与えたCTOという肩書きです。

皆様にお世話になっているスタッフの肩書きも、新体制に会わせて一通り変わっています。

今年のジャストプレイヤー株式会社は、より深い技術を軸に深化します。

そしてクラウド屋としてより、さらに楽しいサービスを様々な形式で提供することになると思いますので、2014年もよろしくお願いします。


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