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Date: 2009/10/12 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: SPAM, HAM, スパム除去

また砂金を探す作業をしていたわけですが・・・・。

今回の砂金探しお話を・・・。

約1週間程度で全3702通のうち、4通。

自分のメールボックスは、様々な(無償の)フィルタを組み合わせて実験ベースでSPAM除去をしているのですが、1週間で4000通弱ぐらいのSPAMフォルダ行きがあり、週に1回ぐらいでたまに開くと、このぐらいの確率で大切なメールが出てきます。

ちなみに、SPAMフィルタの前座に・・・

  1. TCPレイヤー的に怪しいメール接続はリジェクト(BlackList、GreyList、WhiteList、tarpittingなど)
  2. RBL等でフィッシングサイト行き等を含む、ブラックリストURLが記載されているメールはブラックホール(/dev/null)行き
  3. その他、確かであるSPAM(漏洩した自分の仮メアド宛など)はブラックホール行き。
  4. 学習フィルタでSPAM率51%以上はブラックホール(/dev/null)行き

と、4つ目あたりになると、結構アグレッシブな設定をされています。これをくぐり抜けた物がメールフォルダに配信されますが、このなかでSPAMっぽいの(SPAM率50%)が、これが上のSPAMフォルダに配信され、これが1週間に約4000通程度あるのです。そして、この中の4通は大切なメール。

ちなみにスパム率49%以下のメールは、正しいメール(以後、HAM)として扱われますが、49%未満の半分以上は結局、SPAMかな。仕事がら、正しいメールであるHAMの大半は返信が必要なメールで、僕程度でも一日に何十通か来ます。何十通も1日に返信できないので、何パーセントはドロップしちゃうときがあります。あぁごめんなさい(;ω;)。

さて、このSPAMフォルダに入ったHAM、4通、つまり0.1%のメールはHAMなのにSPAMと判断された誤検知メールです。この誤検知のために、SPAMフォルダの中から人間の目で、砂金を探すような作業をするのですが、なにせSPAMフォルダなのでたまに忘れ、1月ぐらい忘れてると、たまらない量になって全部削除したくなったりしますが、しかたがないので全部確認はしているのです。

つまりこの誤検知0.1%というのは、実際問題、無意味に近いフィルタとなっているのですね。

有償のSPAMフィルタを導入することも考えているのですが、この0.1%がほとんど0(Internetの別の都合で届かないこともあるじゃん・・・というレベルを下回る程度)じゃないと、買う価値はないのかもしれません。だって、砂金を探す作業がまってるわけで・・・(笑)

有償のSPAMフィルタってやっぱり良いのでしょうかねぇ・・。

ちなみに・・・・Thunderbird、Shuriken、Google MailのSPAMフィルタをもちろん試しましたが、この「HAMをSPAMフォルダに入れる率」がこれ以上に高く、実際には使い物になりませんでした。

SPAM、ホント、なんとかなりませんかねえ。



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