HOME / 日記 / IPSのpkg,serverのアップデート(2009.06→snv_132)

Date: 2010/04/16 |  このエントリーをはてなブックマークに追加  |  Tags: Solaris, OpenSolaris, Howto, 利用法

IPSのpkg/serverのアップデート(2009.06→snv_132)

pkg.depotdが、アップデート直後にエラーをだします。毎度自分で忘れるのでメモ。

まず、アップデート直後は、SMF経由でpkg.depotdが再起動しまくってると思います。

ログは下記の場所

/var/svc/log/application-pkg-server:default.log
[ Apr 16 20:41:34 Executing start method ("//lib/svc/method/svc-pkg-depot start"). ]
Dropping net_privaddr privilege.
ppriv -s A=basic,-file_link_any,-proc_info,-proc_session,net_privaddr -e /usr/lib/pkg.depotd -d /var/pkg/repo -p 80 -s 10 -t 60 --content-root=/usr/share/lib/pkg --log-access=none --log-errors=stderr --ssl-cert-file=none --ssl-dialog=smf:svc:/application/pkg/server:default --ssl-key-file=none
pkg.depotd: repository configuration error: publisher.prefix is required.
Please use the --set-property option to provide a value, or update the cfg_cache file for the repository to correct this.
[ Apr 16 20:41:34 Stopping because all processes in service exited. ]

こんなエラーがでます。

これは、publisher nameが、publisher側が決めるようになったためです。

よ〜するに、

  • 以前のpublisher nameは、pkg set-publisherコマンドでpublisher nameを自由に追加する人が決めていた
  • 今回のpublisher nameは、pkg/serverを立てる側が決め、自動的にset-publisherで振ってくるようになったためです。

つまり、pkg.depotdにpublisher名を設定する必要があります。

それには、

svcprop pkg/server | grep inst_root

これで出てきたディレクトリ(デフォルトはここ)

cd /var/pkg/repo/

cfg_cacheと言うファイルがあるので、下記を追加。

[publisher]
prefix = mypkgs

mypkgsは、OSD-CBEのものですが、自分で皆さんに「公開してる名前」を設定してください。


しかし、良い方向ですね。

つまり、今後は、依存関係でリポジトリ間を跨ぐことを想定しはじめたってことだと想像出来るので。



IPSのpkg,serverのアップデート(2009.06→snv_132)

  • 記事が0件です

日記

Recent Updates